1999 岩日記


 最近は福岡市内のクライミング・ジム「Out Back」をホームゲレンデに野外の岩場も訪れています。1999年は松井敏雄さん等と以下を攀りました。

○2月:阿蘇:一人でバイルとアイゼンに身を固め雪を被った仙酔谷を遡行。10メートル程度の氷柱に感動。アプローチも近いしアイスクライミングの穴場かも。

○三月:Out Backコンペ:室内人工壁のボルダリングもとても熱中できます。
OutBackのボルダー




○四月:長崎・大村・野岳の岩場:車を降りてすぐ岩場。5.11aのオンサイトで自信を付けた。

野岳 パワフル魂



野岳 model=山本君


野岳 model=松井さん




○五月:広島・下帝釈峡:連休に風呂付きの山荘泊まりで。前傾壁が多い。奥村道場、岩谷エリアなどで攀った。










 大分・本匠:遊歩道エリアへ。すごい前傾壁。150度くらいの壁は雨でもOK。足もフックして前進するルートは圧巻。


 北九州・平尾台・千仏ロック:千仏鍾乳洞の下の方にある、石灰岩の前傾壁。「トラトラトラ 5.12a」をレッド・ポイント。石灰岩特有の氷柱状の垂れ下がりや、コルネ(コロネット)の処理が面白い。「ウイリー 5.11c」も好ルート。

ウイリー核心部









 大牟田・リフレスカップ99:大牟田の体育館に落成した人工壁を用いてのコンペ。






○八月:大分・八面山:耶馬渓や青の洞門の近く。途中で雨が激しくなり、這々の体で退散。ボルダリングも盛ん。












 愛知・鳳来:山本靖人君と鬼岩へ。ここの前傾壁も雨でもOK。彼は5.12台を登ってましたが、僕はいまいち。



















 滋賀・芹谷屏風岩:鳳来の帰りに。ルート図なしに適当に取り付きましたが、フォール時にロープに足を絡めて頭を切り、救急病院で4針縫ってしまった。








 長崎・大村・シーハットカップ99:前年はBクラスで準優勝してしまったので、今回はAクラス。見事予選敗退。前傾気味のすてきな屋内人工壁。
シーハット室内壁




○九月:Out Back杯99:Out Backにリード出来る高さの壁ができたお祝いのコンペ。



○十月:長崎・龍頭泉:橋エリアへ。人気ルートの「ラ・メール 5.11a」をレッドポイントできて嬉しかった。クラックあり、スラブあり、ハングありのいいルート。
竜頭泉 橋エリア



○十一月:山口県・YSウォールコンペ:警備会社の壁のルートでコンペ。

○十二月:鳥栖・四阿屋:攀り納めは馴染みのゲレンデで。
四阿屋 カンテ(イントロダクション)




 ルート図は、
 野岳:『Rock and Snow 』1998夏号(山と渓谷社)、
 本匠:『日本フリークライミングルート集』(北山真編、山と渓谷社、1995)や『岩と雪 166号』(山と渓谷社、1994-10)、
 千仏ロック:『Rock and Snow 』1999秋号(山と渓谷社)、
 鳳来:『日本フリークライミングルート集』(北山真編、山と渓谷社、1995)や『岩と雪 165号』(山と渓谷社、1994-8)
等に載っています。



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