エピローグ


2007年8月25日
 日隆〜巴朗峠廻りの道は工事で通行が困難と言うことで、鋏金山の峠を越えて成都に向かうことに。ところが、途中で、車が電気系統のトラブルで、幾たびか押しかけをしても、結局は動かなくなってしまった。しかし、付近の民家に車を預け、そこにたまたま来ていた車(7人乗りの軽のバン)に交渉したところ、4〜5百キロ先の成都まで一行7人を乗っけて行ってもらえることに。7人の座席しかないのに9人も乗って(木の低い踏み台のような椅子に二人座って、詰め込みで)、やっと成都にたどり着いた。

挟金山の峠を登っていく。
挟金山から小金方面を振り返る。




挟金山の峠を下り、途中の山間の町で遅い昼ご飯。ネギが美味だった。地鶏や川魚もうまい。オート三輪がタクシーとして走っている。
車がトラブルを起こして、芦山県の辺りで押しがけする。付近の建物。




車の修理をする社長のトウさん(撮影:妹尾佳明)。
窓も閉まらないので、他の車のバッテリーを繋がせていただく(撮影:妹尾佳明)。




辺りには、木の根で作った民芸品を売っている建物も。
数度の修理と押しがけにもかかわらず、車は立ち往生。結局、近くの民家に預かってもらうことに。そこの娘さん。




雅安(Yaan)の街で、給油のため、一同車を降りる。バス停の傍の公園には、お茶の道を記念するモニュメントが。
やっとのことでラサホテルにたどり着く。




ホテルの近くの火鍋の店で、打ち上げ。スープは、辛いのと辛くないのを頼んだ。辛い方は、真っ赤なスープ。もちろん、唐辛子の赤。「翌朝後悔するよ」という意見も聞かずに「うまいっすよ。平気っすよ」と辛い方をばくばく食べた青年は、翌朝、出口の痛みとお腹の不調に遭遇することになった。でも、大内隊長は平気で辛い方ばかり食べていた。いったいあの方のお腹(と出口)はどうなっているんだろう。
火鍋(撮影:妹尾佳明)。


2007年8月26日
 近所のスーパー、Trust Martでお土産を買い、空港へ。上海で乗り継いで、福岡空港に。自宅に着いたのは24時前だった。



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