日向神・弁財天岩お披露目コンペ
2008年11月2日(日)、日向神の新しいエリア、弁財天岩南西壁(通称サンセット)下部エリアにて、お披露目を兼ねた、生岩プチ・コンペを開催しました。
このエリアは、アプローチが困難だと思われていましたが、山崎氏によりかなり楽に取り付けることが判明し、2008年6月頃から、山崎武、山崎ゆきえ、山崎匠実、長友敬一で開拓を始めました。下部エリアに10本ほど拓きましたので、みんなに声を掛けて、今や絶滅危惧?になりつつある、生岩でのコンペでも、ということで開催しました。
当日は心配された天気も持ち直し、竜頭泉や野岳などの開拓で有名な山本章さん、織田思省さん、かつてのワールドカップコンペティターで、いまや長崎の顔ともいえる牛澤敬一さんなど、ビギナークラス6名、オープンクラス18名の参加がありました。特に、遠路長崎から来られた方々、樺島暁オーナーはじめジャングルジムの方々により、参加者数が盛り上がりを見せたようでした。中には、岡山からの飛び入りの方々もいました。オンサイト・リード方式で、各クラス予選・決勝とも1ルートずつ登り、和気あいあいのうちに、無事終了しました。
ビギナークラスは、予選を4名が完登し、決勝で粘りのクライミングを見せてくれた江崎克幸さんが優勝。二位が赤塚さやかさん、三位が岡崎あけみさんでした。オープンクラスは、予選を時間内に完登した九州クライミング界のドン、新原孝喜さんが、決勝も完登して優勝、二位はもう一人の予選完登者で、大分国体でリード4位の江口健太くん、三位は大平博之さんでした。このお二方は決勝はほぼ同率でしたが(江口くんは開拓者の想定外の極小ホールドが欠けるというアクシデントがフォールにつながったようですが、ルールに従い判定させていただきました)、予選の成績であえて順位を付けることになりました。
参加下さった選手の皆様、本当に有り難うございました。同窓会的な雰囲気もあり、楽しく過ごせたなら幸いです。スタッフを勤めてくださった、松井敏雄さん、ご自身のジムのコンペの準備をさいて前日・当日と駆けつけてくださったJOYWALLオーナーの田嶋一平くん、今村年良くんにも、感謝の気持ちで一杯です。また、競技を温かく見守ってくださった方々、それから、多くの方々に声を掛けてくれた竹田昭子さんにも、Thank you! です。
リザルト
オープンクラス
1.新原孝喜
2.江口健太
3.大平博之
4.川渕良輔
5.平山俊也
6.牛澤敬一
7.馬原和之
8.山本章
9.江平尚志
10.斉藤武男
11.織田思省
11.樺島暁
11.薛宇孝
14.坂口信二
15.貞松陽介
16.関本佳之
17.関本睦子
18.原和雅
ビギナークラス
1.江崎克幸
2.赤塚さやか
3.岡崎あけみ
4.原理恵
5.山道英二
6.竹田昭子
予選ルートの新原孝喜。
予選ルートの江口健太。
ビギナー決勝の江崎克幸。
オープン決勝の新原孝喜。
コンペの要項
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