祝子川遡行




 2005年8月5日、金曜の23時前に上祝子の大崩山登山口へ。宮崎山岳会の松浦さんがすでに来てた。テント張ってビール。そのうち、るるる氏が。歓談してると庵のアランドロン氏と亀の子探偵団さんが。さらに乾杯。深夜2時をまわって就寝。翌朝、8時頃に出発。祝子川遡行。喜平越えまで登山道を登り、入渓。ゴーロを、ペタシムーブを多用しつつ登っていくと、徐々に滝や釜が現れる。釜は時々泳ぐ。滝の上の狭い谷間の岩の途中に、首輪をつけた犬が立ち往生していた。首輪にカラビナをつけて引っ張り上げようとしたらはずれる。人をおそれてかみつきそうになるのを、追い回して救助しようとしていたら、岩から岩に飛び移って、谷を自力で抜けて林に。よかったよかった。そのうち、両脇がゴルジュに。釜は全部、泳ぐ。ボルトの打ってある滝を、るるる氏が登るが、先が行けないということで、高巻き。懸垂で谷に戻り、100m以上の高さのスラブに挟まれたゴルジュを、泳いだり、狭いところではチムニームーブで抜けたり。吐野で流れが緩やかになり、終了。かなり寒く、るるる氏は鳥肌がとれない。三里河原まではすぐそこ。登山道を下山。温泉入って、松浦さんは帰宅、庵のアランドロン氏と亀の子探偵団さんは庵鹿川へ、私は、るるる氏と日田の登るプログラマさんちへ。翌日は八面山下部エリアでクライミング。

大崩山登山口を少し過ぎた幕営地で朝食。
入渓してすぐの小さな滝。
川床がえぐれて、美しい景観を作っている。犬を発見。
さっそく、救助活動。警戒してなかなか手を出せない。
エメラルドグリーンの水をたたえた美しい釜が続く。
泳ぎも頻繁にある。泳いで滝に取り付く。
古いボルトを頼りに登攀する、るるる氏。
両脇はゴルジュ。狭まった流れに泳いで向かう。
すべての流れが、幅30cmくらいに集まっている。
バック・アンド・フットのチムニームーブで切り抜ける。
チョックストーンの下、つるつるの凹角を登る。
寒さに震えながら、やっぱり泳ぐ。
流れが穏やかになり、大崩山らしくなる。吐野が近づく。
吐野でお昼ご飯。所要時間5時間ほど。三里河原もすぐそこ。



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