日向神・寿老人(じゅろうじん)エリア



 アプローチ:日向神・愛のエリアを詰め、峠を右に五分程登り寿老人岩の最上部(愛のエリアの上の岩壁)を目指す。右手の岩を越えて下ると取付。

(1)山百合 5.9 B4本(長友敬一)上部フェースが核心。
(2)デンドロビウム 5.8 B8本(長友)ホールドは甘めだが快適。日向神では稀少な5.8。
(3)一本松右カンテ 5.10a B8本(興梠博孝)下部は一見階段状だが手応が。カンテを左に巻く。直登は5.11a?。
(4)ポンズ 5.10a B11本(長友)遥か上部のアンダーフレークからが勝負。
(5)メソン 5.11a B12本(長友)エリアの中央をのびのびと。
(6)オートルート 5.10c B13本(長友)下部のふくらみと上部のポケットの前後が核心。
(7)スノーク家のしつけ 5.10b B12本(長友)終了点は(8)と共有。下部のフレークに注意!
(8)日向神スカイライン 5.10c B14本(小場佐正文)バランシーな取付・ポケット・カチと楽しめる。
(9)寿エンジョイ・ライン 5.10b B14本(小場佐)(8)から取り付き、(10)へ。上部は快適。
(10)ファー・イースト 5.10d B14本(長友)下部が(下部のみ?)核心。
(11)空へ 5.7 B3本(長友)トップアウトに。下降は岩場左面をクライムダウンorロワーダウン結び換え。
(12)ブラキュタトス 5.10a B3本(長友)エリア最短ルート。乗り込みのムーヴが楽しい。
(13)ノエル 5.10a B4本(長友)抜けが核心。
(14)グランメー 5.10d B5本(長友)縦筋沿いに。ちょっぴりトリッキー。
(15)オケアノス 5.11c B6本(長友)上部の掌大ポケット前後が、けっこうアスレチックで面白い。お勧めの一本。
(A) パウダー(7ピッチ 5.10c:森昌宏・篠原三成)の最終ピッチ。リングボルトをたどる。

 ノート:安山岩。取付は木陰、岩は陽当たり&見晴らし良好。一年中登れるが、特に冬場は取付が落葉して暖かく、風も穏やかで、最適。終了点の多くはラッペルステーション。(7)〜(10)のルートは50mロープ一杯で折り返しのため、ビレイヤーはロワーダウン時のすっぽ抜け注意。マルチピッチの既成ラインの邪魔にならないように配慮しました。携帯電話の電波が結構入ります。岩の剥落の可能性もまだないとは言えませんので、自己責任で注意して登って下さい。

ラッペルステーションのリード・トップロープの際の注意事項 / ルート名の由来 / フォトギャラリー


トポ・ダウンロード用(PDFファイル)



一つ前のページに戻る |
K1ヒュッテ トップページへ|