北峰岳朋会の方々を招いて



 11月18日、福岡空港に長友・イケダ氏でお出迎えに。到着ゲートに小笠原さん、大藤さん夫妻、中道さん、井沼さん、長岡さん、漆原さんを出迎える。
 あいにくの雨の中、九州縦貫道を松橋インターまで南下し、九州山脈を横断して、庵鹿川へ。庵では、すでに(明るい内から?)メンバーの山本本官、吉村さん、岡部夫人の還暦祝いが行われていた。おめでとうございます! 赤いちゃんちゃんこ、お似合いでした。
 翌日も雨で、生田さん夫妻はトレッキング組を行縢山に案内された。長友、ハシイ、イケダは、大藤夫妻、中道さん、漆原さん、中道さんのお弟子さんで熊本空港からレンタカーで庵入りしていた菊地さん、千葉さんを、大分の本匠にご案内する。降り続く雨の中でも、本宮、魚道、切り株、遊歩道の各エリアは、染み出しが少なく、幾つかのルートは登れる状態だった。
 被りがすごいのでビレイヤーも濡れずに快適にすごせるため、今日は遊歩道エリアを堪能いただくことにして、ハエハエイダイダ(5.10a)、ラーメンとうどん(5.10d/11a)、JTライン(5.11a)、病みあがり(5.10a)、エトウダッチ(5.10c)、たらちね(5.11a)などに取り付いていただく。慣れない岩質と傾斜に、皆さん苦労されていたが、慣れてくるとオンサイトも続々と。
 夜は例のごとく宴会。馬刺や玄界灘の牡蠣、北海道の鮭トバなど、南北の珍味が続々と出された。
遊歩道右端
遊歩道真ん中あたり
マスター・オンサイト



 翌日は曇り時々晴れ。生田さんはトレッキング組を霧島の韓国岳にお連れした。クライミングチームは、石橋・サカタ・千葉、長友・中道・菊地、小笠原・大藤・漆原と三人編成三チームを組み、鉾岳の「大長征ルート」へ。石橋チームは石橋さんリードで快調にピッチを延ばしていた。長友チームは中道さんと菊地さんに交互にリードしていただいた。小笠原チームも三人でリード。大スラブの11ピッチを存分に堪能されたようだ。
 私は翌日北海道に戻る漆原さんと共に熊本に帰り、他の方々は一番長い組で23日まで御逗留とのことだった。
 翌日は、ハシイさんが中道・菊池両氏と比叡三峰の「白亜スラブ」を、他の方々は一峰南面などを、更に翌日は皆さんで一峰南面の「TAカンテ」あたりを登られ、満足されて帰られたとか。よかったよかった。またおいで下さい!
庵のスラブ職人イシバシ氏
大長征ルート下部





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