エピローグ
9月17日(日)
小雨の中、ベースを撤収。ピンプン溝の入り口まで、2時間ほどで下る。荷物を運んでいる馬がなかなか着かず、昼過ぎまで小屋で待つ。そこから車でピンプン溝の道路の分岐まで下り、朴頭という村の飯店で昼食を採り、成都へ帰る小川くん、佐野さん、船山さん、川野さんと別れ、残りのメンバーで温泉を訪ねる。しかし、大内さんが昨年李慶さんと行ったという温泉は、今はぬるすぎて誰も行かないらしく、他の温泉も温水プールでしかなかったので、昼食を食べた飯店に戻り、そこでシャワーを浴びて一泊することにした。
渓流に沿って緩やかに下っていく
美しい風景に時折足を止める
もうすぐ旅も終わる
ピンプン溝入り口に到着。ここからは車で移動だ
小屋の前では薬草売りのおじさんが店を構えていた
小屋の中ではいろいろな動物の肉が下がっていた
車に荷物を移し、ピンプン溝を後にする
朴頭の飯店にて。村の風景
飯店のトイレ。奥に入ってる時に横にもう一人座ると、文字通り雪隠詰めになる(というか、実際なった)
9月18日(月)
朴頭を発ち、世界遺産の都江堰を訪れた。それから成都のラサ・ホテルへ投宿。2002年、牛心山に行った最初の年にベースでずっと一緒で、今や雪豹体育探検公司の社長をしている高敏(ガオ・ミン)さんも迎えてくれた。時間があったので、近所のトラスト・マートで買い物。一旦ホテルへ戻ってから、四川名物の火鍋を食べに出た。中華風のしゃぶしゃぶみたいなもので、私たちの鍋は半分に仕切って、香辛料で真っ赤なスープと辛くないスープの両方が食べられるものにした。須貝くんは辛い方を「旨い旨い」と食べていたが、案の定、おなかの調子が悪くなった。
都江堰の近くの麺の店。削麺といって、包丁で削いで作る麺を調理中。旨かった。スープまで完食
世界遺産の都江堰
二千数百年も前に作られた水量調整の堰が、今でも現役で使われている(上物は建て直しがされているが)
成都のトラスト・マートでお買い物
火鍋。赤い方には、唐辛子と山椒が大量に
火鍋屋での夕食風景
9月19日(火)
早朝、ホテルで、一日早い便の山崎くんを見送り、朝食を食べて、成都の街へ。本屋さんに寄り、四川登山協会の事務所に連れて行っていただく。更に隣の山の店を覗き、昼食はたくさんの種類の餃子を。午後は成都の中心部へ行き、太平洋デパートを見て、混雑するイトーヨーカドーで麻婆豆腐の素などのお土産を買う。その近所の本屋に寄ってから、ホテルへ戻る。最後の夕食は、ホテルの近くの、最初の日に行った屋台だった。
四川省登山協会へ。この一角は体育関係の建物や店が多い
事務所で執務する高敏(ガオ・ミン)さん
せっかくだから記念写真
近くの体育館には、北京オリンピックへの秒読みのデジタル掲示が
食べきれないほどの種類と量の餃子が何皿も出てきた
その餃子を作ってる店の方
成都の繁華街
太平洋デパートの近辺も賑わっていた
イトーヨーカドーもすごい混雑
平日なのに人出がすごい
中国での最後の夕食。ホテルの近くの屋台で
9月20日(水)
早朝、成都空港に。成田組よりも一足先にゲートをくぐり、上海経由で福岡空港へ。
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